Googleにみる企業の理念と利益の追求

20181219column普段インターネットで調べ物をする時には、Googleやyahoo等の検索サイトを利用すると想います。

その中でもGoogleは世界各国で検索サイトを運営しています。
しかし日本のお隣の国、中国では2010年の撤退以降は検索サイト事業を行っていません。

撤退の理由は検索結果から政府に不都合な物を非表示にする等の政府による厳しいネット検閲等の問題があり、Googleの企業理念「悪いことには手を染めない」と言う物もあり中国側の要求を容認出来ず撤退となったようです。

しかし、GoogleのCEOは「まだ先である」とは言うものの中国への再参入を検討しているようです。そうなると先述の検閲問題など解決すべき問題をどうするのでしょう?企業理念を捨ててまで利益を追求するのでしょうか?

そういった諸問題があることからGoogleの社員達は抗議の署名を集め提出したようです。以前にもGoogleのAIを無人機に採用するか検討された際に社員達の抗議により、不採用となった経緯を鑑みると今回の抗議署名により中国再参入断念となる可能性もあります。

Googleの経営陣が経営戦略を決める際に社員達の意見をしっかりと取り入れていく姿勢は非常に共感が持てます。

弊社も利益追求に走ることなく、企業理念である「社会への貢献」を追求する事を意識していきたいと思います。(Y.Y)

このページの先頭へ